入社日 [ にゅうしゃび ]
用語解説
入社日とは、労働者が企業に正式に雇用され、労働契約が開始される日を指す。
一般的には、雇用契約書や労働条件通知書に記載された日が入社日となり、この日から賃金の支払い義務や社会保険の加入義務が発生する。
入社日は、実際に業務を開始する「初出勤日」とほぼ同義で使われることが多いが、企業によっては研修開始日やオリエンテーション実施日を入社日とするケースもある。
そのため、入社日がいつになるのかは、事前に書面で確認しておくことが重要である。
【入社日に発生する主な手続き】
・雇用契約の成立
・健康保険、厚生年金、雇用保険の加入
・給与計算の開始
・社員証や社用端末の貸与
入社日を基準に、有給休暇の付与日数や勤続年数がカウントされることも多い。
特に有給休暇については、入社日から一定期間経過後に付与されるため、入社日がいつかによって将来の権利に影響が出る。
転職や内定後の事情変更により、入社日の延期や変更を希望する場合もある。
入社日の変更は法律上禁止されているものではないが、企業との合意が必要となるため、早めに相談することが望ましい。
一方で、内定承諾後に入社日直前での辞退や無断欠勤をすると、信頼関係の悪化やトラブルにつながる可能性がある。
やむを得ない事情がある場合でも、誠実な説明と連絡が重要となる。
入社日は、労働条件や社会保険、勤続年数の起点となる重要な日である。
後々のトラブルを防ぐためにも、入社日の定義や扱いについて事前に確認し、書面で残しておくことが大切である。
