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誓約書 [ せいやくしょ ]

用語解説


誓約書とは、特定の事項について当事者が守ることを約束し、その内容を文書として明確にした書類を指す。
退職時には、会社と労働者の間で一定の義務や注意事項を確認する目的で誓約書の提出を求められることがある。

退職時の誓約書には、秘密情報の保持、会社備品の返却、競業避止義務の確認などが記載されることが多い。
これらは在職中に負っていた義務を、退職後も一定期間守ることを確認する意味合いを持つ。

【誓約書に記載されやすい主な内容】

・会社の機密情報や個人情報を第三者に漏らさないこと
・顧客名簿やデータの持ち出し・使用禁止
・貸与物(社員証、制服、PCなど)の返却確認
・競業避止義務や業務妨害の禁止

誓約書はあくまで「確認書類」の性質を持つことが多く、署名・押印したからといって、すべての内容が無条件に有効となるわけではない。
法令に反する内容や、労働者に一方的に不利な条項については、無効または効力が制限される場合がある。

特に注意が必要なのは、過度に長期間・広範囲な競業避止義務や、高額な違約金条項が含まれているケースである。
これらは職業選択の自由を不当に制限する可能性があり、裁判例でも無効と判断されることがある。

誓約書の提出を求められた場合は、内容を十分に確認し、不明点や納得できない点があれば安易に署名せず、専門家や労働相談窓口に相談することが重要である。
誓約書は形式的な書類に見えても、退職後のトラブルを左右する重要な文書である。

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