生活費 [ せいかつひ ]
用語解説
生活費とは、日常生活を維持するために継続的に必要となる支出全般を指す。
主に家賃や住宅ローン、水道光熱費、食費、通信費、交通費、医療費、日用品費などが含まれ、働いている間だけでなく、退職後や失業中も発生し続ける点が特徴である。
退職や休職、失業といった働き方の変化が生じると、収入が一時的または長期的に減少する一方で、生活費は変わらず必要となる。
そのため、退職を検討する際には、退職後の生活費を具体的に把握し、どの程度の期間生活できるのかを事前に確認しておくことが重要である。
【主な生活費の内訳】
・住居費(家賃、住宅ローン、管理費など)
・食費(自炊、外食)
・水道光熱費(電気、ガス、水道)
・通信費(スマートフォン、インターネット)
・交通費、医療費、保険料
失業中は、失業給付や傷病手当金などの公的給付を生活費の一部に充てることができる場合がある。
ただし、給付金は申請から支給までに時間がかかることが多く、初回支給までの「生活費のつなぎ」が必要になるケースも少なくない。
生活費が不足するリスクを軽減するためには、支出の見直しや、国民健康保険料・住民税の減免制度、生活福祉資金貸付制度などの公的支援制度を活用することが有効である。
これらの制度は、条件を満たせば失業中でも利用できる場合がある。
退職や緊急離脱を検討する際には、「いくらあれば安心か」ではなく、「最低限いくら必要か」を基準に生活費を整理することが現実的である。
生活費を把握することは、不安を減らし、冷静な判断で次の一歩を選ぶための重要な準備といえる。
