タイムカード [ たいむかーど ]
用語解説
タイムカードとは、労働者の出勤・退勤時刻を記録し、労働時間を把握・管理するための仕組みや記録媒体を指す。
紙のカードに打刻する方式のほか、ICカード、指紋認証、Web打刻など、さまざまな形式が存在する。
タイムカードの主な役割は、実際に働いた時間を客観的に記録し、賃金計算や残業代算定の基礎とすることである。
労働基準法では、使用者に対し労働時間を適正に把握・管理する義務が課されており、タイムカードはその重要な証拠となる。
【タイムカードで確認される主な内容】
・始業時刻および終業時刻
・休憩時間の取得状況
・時間外労働や深夜労働の有無
・休日労働の実績
退職時や未払い残業代を請求する場面では、タイムカードの記録が非常に重要となる。
会社側が残業代を否定する場合でも、タイムカードや打刻データがあれば、実際の労働時間を立証する有力な資料となる。
一方で、サービス残業を前提とした運用や、上司の指示による打刻修正、実態と異なる記録を強要されるケースも存在する。
このような場合、タイムカードは形式的なものにとどまり、実際の労働実態を反映していない可能性がある。
そのため、日頃からタイムカードの記録を確認し、スマートフォンでの撮影やスクリーンショットの保存、業務日報との併用など、証拠保全を行っておくことが重要である。
タイムカードは、労働者の権利を守るための基礎資料として、退職時やトラブル時に大きな意味を持つ。
