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うつ病 [ うつびょう ]

用語解説


うつ病とは、気分の落ち込みや意欲の低下、思考力・判断力の低下などが長期間続く精神疾患の一つである。
一時的な気分の落ち込みとは異なり、十分な休息を取っても回復せず、日常生活や仕事に大きな支障をきたす点が特徴である。

職場におけるうつ病は、長時間労働、過度な業務負担、パワハラや人間関係のストレス、成果への強いプレッシャーなどが引き金となるケースが多い。
特に責任感が強い人や、相談できる環境が整っていない職場では、症状が悪化するまで我慢してしまう傾向がある。

【主な症状】

・気分の落ち込みがほぼ一日中続く
・何をしても楽しめない、興味が湧かない
・集中力や判断力の低下、仕事のミスが増える
・強い疲労感、不眠や過眠、食欲不振
・自分を責める思考や将来への強い不安

【仕事への影響と対応】

うつ病を発症すると、通常業務を継続することが難しくなり、休職や業務軽減が必要となる場合が多い。
医師の診断書をもとに休職制度を利用したり、配置転換や在宅勤務などの配慮を求めることが可能である。

【退職との関係】

症状が重く、職場環境の改善が見込めない場合には、退職を選択することも一つの手段となる。
うつ病を理由とした退職は自己都合退職となるケースが一般的だが、業務起因性が認められれば、労災や会社都合として扱われる可能性もある。

【重要なポイント】

うつ病は「気の持ちよう」ではなく、治療が必要な病気である。
早期に医療機関を受診し、主治医の判断を尊重しながら、休職・退職・復職の選択を行うことが回復への近道となる。
無理を続けることは症状を悪化させる原因となるため、自身の心身の安全を最優先に考えることが重要である。

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